夏がもうすぐそこまで迫ってきました。皆さん今年のエアコンの準備は出来ているでしょうか。去年調子悪かったら、今年は買い替えないとヤバいと思っている人は、一瞬立ち止まってください。家電量販店の店員の売り文句に釣られる前に、今買うべきエアコンをご紹介します!
どのくらいの頻度利用するか?
まず、どこで利用するエアコンかで選ぶべきグレード選択が変わります。収納や納戸なんかにエアコンが設置されていて、年に数えるぐらいしか使用しない場合、一番スタンダードなエアコンを購入してください。メーカーはどこでも構いません。
それ以外のお部屋は、たとえそれが子供部屋であっても、三菱電機の霧ヶ峰のムーブアイ搭載機種を選択してください。使用頻度高いお部屋は、ランニングコストを踏まえると数年でペイ出来るからです。
なぜ三菱電機の霧ヶ峰がおすすめなの?
三菱電機の霧ヶ峰は、何も全グレードを一律で推しているわけではありません。一番下の廉価グレードは、三菱電機の霧ヶ峰でも使用頻度の高い部屋にはおすすめしません。それは、本体の吸込センサー以外に、別途赤外線センサー(サーモ)を搭載していないからです。ムーブアイを搭載しているグレードは、三菱電機のラインアップ構成では、下から2番目のグレード以上で搭載をされております。そして、このムーブアイを搭載しているグレードは、人の体感温度を検知しながら運転をします。
具体的に、夏場の冷房運転時を想定すると、エアコン本体が設置されているような高いところには、夏場は暖かい暖気が滞留します。本体の吸込みセンサーしか搭載されていない場合、エアコンがまだ冷たくなってないと判断し、ガンガン冷房運転を継続し続けます。
そうすると、その部屋に居てる人は、冷え過ぎて寒いと感じる弊害も生まれますし、電気代もメチャメチャ掛かります。
一方で、ムーブアイを搭載しているエアコンの場合。赤外線センサーで人の位置や人の体感温度を推定し、温度変化含めてチェックをするので、過度な冷やしすぎは発生しません。
しかも、夏は「冷房」と「送風」、冬は「暖房」と「サーキュレーター」を自動で切替てくれて、部屋の中はずっと涼しく快適に、しかも電気代も大幅カットできる、という一石二鳥の機能も有しているのです。
電気代ってどれぐらい安くなるの?
まず、電気代が大幅カットされる理由として、室外機の圧縮機を停止し、ファンを回して風を送る送風だけになるから、これが省エネにつながる大きな要因です。エアコンの圧縮機は、全体の消費電力の約9割を占めるので、その圧縮機を停止する送風モードでは、電気代が大幅に安くなるのです。
体感温度や人の位置に合わせて、風向や風量も自動で調整してくれるので、ずっと冷房してくれいるような感覚で過ごすことが出来ます。
この「ハイブリッド運転」と呼ばれる、「冷房」と「送風」を自動で切り替えてくれる技術を持っているのは、なんと三菱電機だけ!しかも、他のメーカーには軒並み上位機種でしか、センサー付機種のラインアップなし。だから、三菱電機を推していたのです。
でも、実際、どれぐらい電気代が安くなるか、イメージがわきませんよね?
10畳用のグレードでシミュレーションしてします。
霧ヶ峰の下から2番目のグレード「S(AXV)シリーズ」。
こちらの期間消費電力は913kwh。これに家庭用電気料金の平均単価31円/kwhを積算すると、
電気代:913kwh×31円/kwh=28,303円
でも、この数字って、カタログから試算できる一番下のグレードと同じ電気代。
実際、ハイブリッド運転の効果を反映すると、この数値の6割ぐらいしか費用が掛かりません。
電気代再計算(目安):28,303円×0.6≒16,982円
省エネ法の兼ね合いで、JIS規格に基づく試験条件で測定した値のみしか、メーカーはカタログの期間消費電力を記載できません。
でも、一つグレードが上がるだけで、年間10,000円以上お得になるのです!!
まとめ
エアコンといっても、単に本体の値段が安いから、家電量販店の販売員に勧められたから、こういった理由で購入すると後々後悔するかもしれません。
上述した通り、三菱電機の霧ヶ峰の下から2番目以上はすべておすすめです。年間、10,000円以上お得になって、数年で本体価格をペイできるからです。
その中で、ご自身の予算との兼ね合いで、どこまでの付加要素がいるかを、最終購入決定の判断にしてみるといいでしょう。
エアコンは毎年購入する消耗品ではなく、一度設置すると10年ぐらいは買替えまでに時間がかかる家電製品です。電気代が高騰している昨今において、一時の値段だけではなくて、長い目でみてお得かどうかを判断基準にしてみるのはいかがでしょうか。
寝室におすすめのエアコン
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