日産からとうとう登場!シエンタ・フリードの対向車がミニバン×SUVで誕生!?

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近年、日本国内において”ちょうどいい”サイズのコンパクトミニバンの人気が高まっています。そんな中、トヨタ「シエンタ」やホンダ「フリード」が独占していた市場に、ついに日産が本格参入!?とのリーク情報が入りました。 しかも、ミニバン×SUVという新ジャンルの香りをまとっての登場です。本当に発売されるのか、どういった仕様になるのか、一度確認をしてみましょう。

インド市場で「SUV×ミニバン登場!」

世界で最も急成長しているインド市場において、日産は三列シートを備えた“SUV×ミニバン”テイストの新型車「MPVミニバン(仮称)」の投入を準備していると、新商品・新技術の投入計画の発表の場でアナウンスされました。

このモデルは、多人数乗車が可能なミニバンで、Bセグメントに属するコンパクトなボディの7人乗りモデル。しかも見た目はSUV、使い勝手はミニバンという“いいとこ取り”なコンセプト。こちらは、インドのチェンナイにある工場で生産され、インド国内の向け右ハンドル仕様に加え、世界各地への転出に向けた左ハンドル仕様も検討されているようです。日本導入は未発表ながら、インドや東南アジアの人気を背景に、グローバル展開されれば、日本導入の可能性も低くないと想定されます。単なるミニバンではなく、最新のトレンドと実用性を兼ね備えた、”遊べるミニバン”という新たなジャンルを打ち出そうとしています。


ティザー画像からわかること​

ティザー画像を紐解く前に、まずは前提から。今回登場するモデルは、協業関係にあるルノーの「トリバー」をベースにしつつ、日産独自のデザインを施したものとなります。

ルノーグループ:トリバー

エクステリアデザイン

ティザー画像では、日産ならではの「デジタルVモーショングリル」が確認できます。バンパーにはシルバーのラップアラウンド処理が施され、LEDデイタイムランニングライトが車格を超えたような迫力を与えます。​また、 機能的なルーフレールや新デザインのアルミホイールも確認できます。

日産自動車株式会社:日産自動車ニュースルーム

​インテリアデザイン

インテリアの詳細はまだ公開されていませんが、日産の「マグナイト」からステアリングホイールやセンターコンソール、タッチスクリーンなどの要素が流用されると予想されます。​​上級グレードでは、デュアルトーンのシート地やキルティング加工が施され、7インチのTFTインストルメントクラスターや8インチのタッチスクリーン、Apple CarPlayやAndroid Auto、ワイヤレス充電、スライドおよびリクライニング機能を備えた2列目シートなどが搭載される予定です。

パワートレインと生産

トリバーと同様の1.0リットル自然吸気3気筒ガソリンエンジン(72馬力/96Nm)を搭載予定。​日本や各国への導入となった場合は、このパワートレイン以外にも、以下のような候補が考えられます。

  • e-POWER(シリーズ式ハイブリッド)
  • e-POWER + プラグイン(PHEV風?)
  • マイルドハイブリッド

日本導入なら、使い勝手や環境性能を両立できる点で「e-POWER」が大本命です。​

日産の逆襲なるか?

シエンタやフリードは、取り回しのしやすいサイズ感でありながら、3列シートを搭載し、荷物も人もたっぷり載せられる利便性の高さで、小型ミニバン市場で人気を博しています。そんな人気市場を日産はわかっていながら、何年間も出るかもしれないといった情報に我々は翻弄されておりました。ただ、そんな市場に日産がとうとう参入するかもしれません。シエンタやフリードはほぼほぼ国内専売車。日産はモデルを日本仕様にアレンジして導入を予想。果たして、日産はユーザーの心をつかめるのか?三つ巴のコンパクトミニバン戦争の勃発を、私は期待したいです。

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