今どきの車選びって、何を重視したらいいの?なんだか聞きなれないワードを営業マンから聞いたんだけど、それって本当に必要⁉
今どきの車選びにおいては、単なる移動手段の選択に留まらず、安全性と快適性、そして利便性を兼ね備えた車選びをする必要があります。
「買った後で後悔する」そういう選択をしない為に、最低必要となる装備についてご紹介します。
電動パーキングブレーキ(EPB)とオートブレーキホールド
電動パーキングブレーキ(EPB)とオートブレーキホールドが搭載させた車に乗ると、もう足踏式のサイドブレーキや手動サイドブレーキの車には乗れなくなります。それぐらい便利です。一番のメリットは、オートブレーキホールド。オートブレーキホールドはブレーキ状態を保持してくれるので、信号待ちの最中、ずっとブレーキを踏み続ける必要がなくなります。また、コンソール周りや足元周りのスペースも広がるので、より快適に移動時間を楽しむことができます。
アダプティブクルーズコントロール(ACC)
アダプティブクルーズコントロールは、車速を一定に保ちながら、前方の車両との安全な車間距離を自動的に維持する先進運転支援システムです。高速道路での長時間の運転では、本当にコレが付いているだけで疲労がかなり軽減されます。アクセルペダルやブレーキペダルを踏み続ける必要がなくなるのですから。過信は禁物ですが、ハンドル補助もあったり、渋滞時の停止・再発進もしてくれたりする車もあったりするので、運転ストレスはかなり軽減されるかと思います。
シートヒーターとステアリングヒーター
快適なドライブをサポートする機能としてなくてはならないのが、シートヒーターとステアリングヒーターです。シートヒーターやステアリングヒーターは、冬場エアコンが効き始めるまで、エンジンをかけてすぐに体を温めてくれます。シートヒーターは体全体を温かくし、ステアリングヒーターは冷えやすい指先まで温めてくれるので、寒い季節に車内を快適するためには欠かせない装備です。
マルチビューモニター(360度ビューカメラ)
マルチビューモニターは左右前後のカメラを合成して、運転席からの死角を軽減できるものです。フロントの障害物までの距離や、狭い道路で対向車とすれ違う際に左右でどれくらい余裕があるのか、こういったものをカーナビに映し出されれたモニターで確認できます。すべての障害物がきちんと映り込むわけではありませんが、これがあると安心感がグッと高まります。
アダプティブヘッドライト
車の走行状況に応じて、ヘッドライトの照射方向や範囲を自動で調整するのが「アダプティブヘッドライト」です。ハイ・ロービームの切替えはもちろん、コーナーに差し掛かった際に、進行方向に対してヘッドライトが照射したり、対向車とすれ違う際にロービームの範囲を制限したりと、これら一連の制御を自動で調整してくれます。夜のドライブも周りに迷惑を掛けずに、安全に快適に楽しむことが出来ます。
左右独立エアコン
夏場に夫婦で運転していると、奥様から「寒いから温度上げていい?」と言われた事はないでしょうか。自分が快適に過ごしている温度帯は、女性からすると寒すぎると感じられやすい事が多いです。そういった際に、運転席と助手席が左右独立して、エアコンの温度を調整できると、双方不満なく、快適に車内で過ごすことが出来ます。
ヘッドアップディスプレイ
車を運転していると、必要な情報を入手するために、目線を大きく移動させるケースがあり、そうした際に事故に繋がったり、交通ルールを逸脱してしまうことに繋がる可能性があります。ヘッドアップディスプレイが搭載された車は、「標識情報」「現在の車両速度」「ナビ案内中の進行方向」「後続車情報」等が視覚内に映し出されるので、事故や違反の大幅軽減につながります。
パワーバックドア
荷物で両手がふさがっている時に、「誰かトランク開けて!」そういう経験をした人も多いのではないでしょうか。パワーバックドアは最近搭載されている車が増えてきておりますが、バンパーに下に足をかざすだけで、自動で開閉できる”ハンズフリー搭載車種”を是非選択してみてください。背の低い女性の方でも、ミニバンや背の高いSUVの乗っている方でも、簡単にバックドアの開閉操作をすることが出来ます。
ドラレコ内臓スマートミラー
リアシートに多人数乗車していたり、トランクに荷物をパンパンに積んでいると、バックミラーを見ても後ろの状況が分からない、そういう経験をされた方はいないでしょうか。スマートミラーを使うと、後部に取り付けられたカメラ映像をミラーに映し出すため、後席乗員や荷物による視界の遮りを気にせず、クリアに視界を確保することが出来ます。しかも、ドライブレコーダー内臓のスマートミラーなんかも登場しており、ドラレコを別置する必要がないので、配線がごちゃごちゃせず、見た目もスマートです。
自動駐車
女性の方を筆頭に、駐車が苦手な方って多いと思います。何回も切替したりしていると、だんだん焦ってうまく駐車出来なかったり、予期せず事故に繋がったりなんてことも。そんな方には、自動駐車が搭載されている車をおすすめします。ハンドル操作やアクセル・ブレーキ操作だけに留まらず、シフト操作まで自動でやってくれます。駐車スペースが狭くてドアが開けにくい場所でも、スマホのアプリから駐車操作できる車種もあるので、駐車が苦手でも安心してドライブできます。
AI搭載
スマートフォンや家電品でAIを使った方も多いと思いますが、AIが搭載された車も最近登場しております。AIを起動させると、「今、寒いんだけど」というと、勝手に車内の温度調整をしてくれたり、「〇〇へ行きたいんだけど」というと、目的地を設定してルート案内をしてくれたり。手を使わずに、AIと対話するだけでハンズフリー操作が出来るので、有能なアシスタントとして、なくてはならない存在になります。
走行モード切替
同じ車にずっと乗っていると飽きますよね。特定個人の意見かもしれませんが、少なくても私は1年も同じ車に乗っていると飽きます。そんなときに、走行モードの切替えがあると、同じ車に乗っていても、飽きずに乗り続けることが出来ます。シーンによって、ワインディングを走るときは「スポーツモード」にしたり、ガソリンが残りわずかだから「エコモード」にしたり。電子制御サスペンションが搭載されている車だと、「コンフォートモード」で同乗者と快適に目的地まで移動出来たりと、いつもの車のスパイスとして是非とも選択したい装備です。
まとめ
皆さんが車を選ぶ際に重視するポイントの少しは役に立ちましたでしょうか。車選びをする際には、見た目にインテリア、燃費や走行性能と重視するポイントは多々ありますが、車載装備にも注目してみてはいかがでしょうか。きっと毎日の移動が安心で、快適・便利になること間違いなしです。ぜひとも参考にしてみてください。
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