「なんだかよくわからない。グリーンの読み方」徹底解説

おすすめ
読了時間:約 2 minutes

「パッティングのラインって全然読めない」
「ラインを読んだつもりなのに、予想とまったく違う方向に曲がってしまう…」こんな経験ありませんか?

パッティングラインを読めるようになりたいけど、どうやったら読めるようになるかを解説してくれている記事って意外と少ないですよね。

今回は、超初心者の方でも理解できるように、グリーンの読み方について丁寧に解説します。

結論、グリーンでラインを読むというのは、「芝目」「傾斜」の2つの要素しかありません。
でも、芝目を読むってどういうこと?、傾斜ってそんなものグリーンにあるの?っていうのが本音だと思います。
なので、それぞれ詳しく解説していきます。

芝目を読む

芝目には、「順目」「逆目」と呼ばれるものがあります。なんじゃいきなり難しい!って思いますよね。
わかりやすく解説していきますね。

「順目」と「逆目」

順目とはボールを転がした時にスピードが出やすい芝のことです。芝が倒れていて、光を反射して明るく見えるのが特徴です。その逆で、芝が立っていて、濃い緑に見えるのが逆目です。スピードが出にくいのが特性です。


って言われても、そんなの見た目でわかれば苦労しませんよね。
そういう時は、カップのまわりを見てみましょう。これが一番判断しやすいです。
こちらの画像を見てください。


左側の順目の方はカップの縁(フチ)が茶色くなっていますよね。これは、芝がカップの方に倒れてしまっているので、緑が削れて土が見えている状況です。
右側の逆目の方は、芝がカップから反対方向に立っているので、カップの縁(フチ)がきれいな緑色で残っているのがわかると思います。

芝目の見分け方、皆さんわかりましたでしょうか。芝目が見分けれるようになると、その芝目によって。ボールが転がるスピードが変わるということがわかります。

順目の場合=ボールが転がるスピードが速いから1~2割程度弱く打つ
逆目の場合=ボールが転がるスピードが遅いから1~2割程度強く打つ

これを把握しておくだけで、カップの周りを行ったり来たりする回数が減るはずです。

傾斜を読む

カップの方に真っすぐ打ったつもりなのに、カップから大きく逸れてしまう。
なんでそんなに曲がっちゃうんだろって疑問に思ったことないですか。

実はそれには「傾斜」が関係しています。


ボールは高い方から低い方に流れます。
これって当たり前なんですけど、いざグリーンの上に立つと目の錯覚でわからなくなるものです。
基本的に、日本のゴルフ場は手前が低く、奥が高い設計になっています。

フックラインの考察

これを踏まえて、フックライン(左に曲がる)を考えてみましょう。
あなたは、坂道の右側に立っています。
この坂道は奥から手前に下っています。ボールがカップの方(坂道の下側)に転がろうとすると、自然と左へ曲がっていきますよね⁉
この場合、坂道の下側にボールが転がるにつれて、左にボールが曲がっていく、これをフックラインといいます。

その逆で、坂道の左側にいて、坂道の下側にボールが転がるにつれて、右にボールが曲がっていく、これをスライスラインといいます。

パターで簡単!傾斜の見つけ方

「このパット、どっちに曲がるんだろう…」
実際に周りとプレーしながらだと、落ち着いて見極めることって難しいですよね。

そんな時でも簡単に見極める方法があります。そこに特殊な道具や専門知識も要りません。使うのは「パター」だけです。

具体的なやり方を方法とイラストを交えて説明します。

ゴルフのグリーンは、先ほどお伝えした、坂道の右側で奥から手前に下ってる場合はフックライン、みたいな単純な傾斜でないことも多いです。
そこで、パターを使って傾斜を確認する方法になるわけです。
もったいぶらずに早く教えろって感じだと思うので、さっそくご紹介しちゃいます。

「パターを吊るす」

前提として、カップはグリーンの傾斜に合わせてまっすぐ切り込まれてますよね。
それでは、一つイメージをしてみてください。
真っすぐなヒモの先端に重りが付いています。そのヒモはどこも持っても、重りの重量で真っすぐ下を指しますよね⁉
これをパターに置き換えます。そうすると、もしグリーンが真っ平であれば、吊るしたパターの真っすぐな線と、カップの真っすぐな縁(フチ)はピッタリ合って見えるはずです。
逆に、グリーンが傾いていると、パターは真っすぐなはずなのに、カップが切られている方向が傾いて見えるはずです。

具体的に、パターを使ってグリーンの傾斜を読む方法を紹介します。

①ボールがある場所から、だいたい3歩くらい後ろに下がって立ちます。
 (カップとボールをまっすぐ結んだ線の後ろに立つのがポイント)
 パターを握る部分(グリップエンド)を、親指と人差し指でつまむように持ちます。
 パターの先が地面につかないように、ブラブラと重力に任せる吊るします。
 吊るしたパターのシャフト(棒の部分)を通して、カップに刺さっているピン(旗)を見てください。

②垂直なパターに対して、ピンが少し右に倒れているように見えたら「スライスライン」です。
 スライスラインはボールが左から右へ、カップに向かって右にゆっくり曲がっていくラインのこと。
 逆に、ピンが少し左に倒れているように見えたら「フックライン」となります。
 フックラインはボールが右から左へ、カップに向かって左にゆっくり曲がっていくラインのこと。

スライスラインの場合、具体的にこのように見えるはずです。

「芝目」と「傾斜」
この2点を意識するだけで、スコアはかなり改善出来るはずです。
パターは日頃練習する頻度は少ないと思いますが、パターがスコアに占める割合は半分近くになったりします。
パターを疎かにすると、100切りの壁はずっと目の前に立ちはだかったままです。
強さ(距離感)や打ち出す方向は経験値や日頃の練習がものを言います。パターは家の中で練習できる唯一のクラブです。是非パターの練習を取り入れてみてください。

2.8mのロングサイズ(オートリターン機能付)で30㎝のマークラインまで!防音&滑り止め加工で夜間の練習も安心!





コメント

タイトルとURLをコピーしました