SUPER GTとは
国内最大のツーリングカーレースです。トップレーサーがツーリングカーをかりながら、バチバチの熱いバトルを繰り広げる。初心者からコアなファンまで楽しめる要素が満載で、一度観戦すると、その魅力にひきこまれること間違いなしです。
どういったカテゴリーがあるの?
スーパーGTはGT500クラスとGT300クラスで構成されております。異なる性能や特徴をもつマシンが、クラス混走で約40台以上出走し、白熱したバトルを繰り広げます。
GT500は、トヨタ・日産・ホンダの3メーカーが参戦。トヨタはスープラ、日産はフェアレディZ NISMO、ホンダはシビックタイプRをベース車両。もちろん、GT300よりスピードが速く、各メーカーの威信をかけて、マシン開発やタイヤテスト、実力人気ともに名高いトップドライバーをそろえて参戦しております。
GT300は、街中でよく見かけるGT86やBRZ、日産GTR NISIMOやフェラーリ、ランボルギーニ、メルセデスベンツにBMWといった名だたるスーパーカーが参戦。こちらも、トップドライバーを要し、さまざまな戦略を駆使して、緻密なバトルを繰り広げる。

なんでそんなに人気なの?
まず、GT500とGT300クラスが混走して走ること。クラス違いのマシンが出走することで、単一クラスでは起きないバトルや接近戦、クラス違いのマシンを利用したオーバーテイクが各所で見られる。
レースで上位入賞するとポイントが加算される一方、そのポイントがBOP(バランス・オブ・パフォーマンス)といったウェイトハンデや燃料流量を制約され、性能調整により毎回上位争いをすることを難しくしている。
また、GT500、GT300ともにタイヤ銘柄もまちまちで、ブリヂストン、ダンロップ、ヨコハマタイヤ、ミシュランとさまざま。天候や発熱特性、耐久性が違うタイヤを使うことで、レース終盤まで決着がどうなるかわかりにくくしている。

どこで見れるの?
国内の主要な国際サーキットで観戦可能。2025年の開催スケジュールとサーキット会場は以下の通りです。
- Rd.1)4/12-13 岡山国際サーキット
- Rd.2)5/03-04 富士スピードウェイ
- Rd.3)6/27-28 セパンサーキット(マレーシア)
- Rd.4)8/02-03 富士スピードウェイ
- Rd.5)8/23-24 鈴鹿サーキット
- Rd.6)9/20-21 スポーツランドSUGO
- Rd.7)10/18-19 オートポリス
- Rd.8)11/01-02 モビリティリゾートもてぎ
今回は、Rd.3がマレーシアのセパンサーキットとなり、それ以外は国内のサーキットでの開催。九州から東北まで各地での開催となるため、自宅から通えるサーキットがきっとあるはず。

おすすめの観戦方法
まずは、両クラスで自分が推したいチームを見つけることから。自分が乗っている車だトヨタだから、トヨタ車を応援しよう!最初はそんな気持ちでいいかと思います。そして、SUPER GTを見ているうちに、他のチームの特徴や走りをみて、切り替えるもよし。
最初の一歩、ぜひ現地で生のサウンドや迫力を体感してください。やはり、テレビやスマホの画面超しで見るのとでは、迫力やスケールがまったくちがいます。サーキット会場でしか味わえない雰囲気をぜひ感じてみて下さい。
自宅に帰ると、きっとSUPER GTが前より好きになったはずです。公式YOUTUBEで過去のレースがプレイバックできるので、自分の推してるチームの戦績や魅力を深堀してください。
そして、また別のサーキットに足を運んでみてください。今度は、観戦エリアや応援グッズを手にもって、終始満面の笑みで応援に没頭しているはずです。

まとめ
SUPER GTの魅力は少しでも伝わったでしょうか。ハードルが高いと思われがちなサーキット観戦ですが、実際足を運ぶと、お子様連れから女性の方まで、幅広い年齢層の方が散見されるはずです。初心者の方で、チケットの予約や入場方法、サーキット近くの駐車場の探し方がわからない方は、同志を周りで探してもいいでしょう。2025年シーズンも熱いバトルが期待できるので、ぜひお近くのサーキットまで、足を踏み入れてみてはいかがでしょう。
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