2000年以降~第二次世界大戦を舞台にした映画おすすめ5選!

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第二次世界大戦をテーマにした映画で、個人的な主観を踏まえたおすすめ5選を勝手に紹介します。単に戦場の激しいシーンだけでなく、兵士の苦悩、指導者たちの決断にレジスタンスの戦い、さまざまな視点に立って紹介を致します。

1.フューリー(2014)

  • 主演:ブラッド・ピット
  • 監督:デヴィッド・エアー(代表作:エンド・オブ・ウォッチ)

舞台は第二次世界大戦末期のヨーロッパ。徹底抗戦を続けていたドイツ軍。そのドイツ軍が誇る戦車「ティーガー」に、アメリカ軍のたった1台の戦車で、5人の男たちが勇猛果敢に立ち向かう物語。圧倒的に不利な状況下でも、仲間たちと共に戦火を生き残るため、知略を駆使した激しい戦闘シーンや、臨場感あふれる戦車アクションは、戦車VS戦車といったシーンを取り上げた映画の中でも一番と太鼓判を押せる。

2.硫黄島からの手紙(2006)

  • 主演:二宮和也・渡辺謙
  • 監督:クリント・イーストウッド

太平洋戦争末期、アメリカ軍と日本軍との戦いで、戦争末期に戦傷者の数が、アメリカ軍が日本軍を上回った、唯一の戦いである「硫黄島の戦い」を舞台にした映画。外国人監督でありながら、舞台背景を踏まえ、戦場や当時の人間関係を緻密に描いた作品。圧倒的な戦力差をいかに打開しようとしたか、実際に戦場にいるような臨場感や、時間軸を使った人間ドラマを交えながら見事に描いた作品。「父親たちの星条旗」は、クリント・イーストウッド監督の2部作作品として、アメリカ側の視点から描いた作品。こちらも、戦いの英雄とされた兵士の苦悩を見事に映し出している。

3.ワルキューレ(2008)

  • 主演:トム・クルーズ
  • 監督:ブライアン・シンガー

第二次世界大戦末期のドイツが舞台。ヒトラー暗殺を企てた一人の将校にスポットを当てた物語。敗戦色が漂う祖国を救うべく、反逆者となる事を決意し、ワルキューレ作戦の実行を決意。しかし、ことはすんなり進まず、行く手を阻む将校や味方の説得に苦労、ただ作戦までの時間は刻一刻と迫っていた。緊迫感のあるストーリー展開と、将校の中の戸惑いと決断が緻密に描かれ、最後までハラハラドキドキが止まらない作品。

4.小さな独裁者(2017)

(ここからは、少しマイナー路線の映画をご紹介。)

敗戦色濃厚のドイツが舞台。第二次世界大戦末期、ドイツでは略奪などの軍機違反が横行。そんな中、一人の脱走兵が、偶然ナチス将校の軍服を手に入れる。それを身にまとい、大尉に成りすまして、道中出会った兵士を言葉巧みにどんどん服従させていく。やがて自分の権力に酔いしれるようになり、かつて自分と同じ境遇だったはずの脱走兵が収容されている施設で、権力を保持するための大量殺戮へと暴走するようになる。ひょんなことから権力を手にした男を題材にし、戦時事情から従属をせざるを得ない取り巻きを描いた作品は、なぜか新鮮で最後まで見るものを飽きさせない。

5.ブラック・ブック(2006年)

1944年、あるユダヤ人女性歌手が亡命中に、何者かの裏切りによりドイツ軍に家族を皆殺しにされてしまう。何とか逃げのびた彼女は復讐を胸に近い、レジスタンスに身を投じ、スパイとしてドイツ軍将校の愛人となる。自分がユダヤ人だと悟られないよう、名前も髪の色も変え活動を継続、やがて親の仇との再会を果たす。だが、そこには意外な黒幕が…。最後の作品紹介となるが、定期的にまた見たいと思える作品。

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