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新型CX-5(2026年・3代目)グレード別装備を徹底比較|先代からの変更点・正直なネガポイントも解説
マツダの屋台骨を支えるモデルが、9年ぶりにフルモデルチェンジして帰ってきました。
CX-5は2012年の初代登場以来、世界100以上の国と地域で販売され、2025年末にグローバル累計500万台を達成した”マツダの顔”です。年間33万台以上が世界中で売れるグローバルカーを新世代に刷新したのが今回の3代目。
結論から言います。スタイリング・内装の質感・コスパ、どれをとっても国内SUV市場で最強クラスです。Google搭載の大型タッチスクリーン、広くなった後席、充実した安全装備——330万円からこれが手に入るのは、正直驚きのコストパフォーマンスです。細かい不満点はありますが、「待った甲斐があった」と感じさせてくれる完成度です。
この記事では、グレードごとの装備の違い・先代との比較・買う前に知っておきたいネガポイントまで、公式情報をもとに詳しく整理しました。

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新型CX-5のボディサイズと基本スペック
購入前にまずサイズと基本スペックを把握しておきましょう。
| 項目 | 新型CX-5(2026年) | 先代CX-5 |
|---|---|---|
| 全長 | 4,690mm | 4,545mm |
| 全幅 | 1,860mm | 1,840mm |
| 全高 | 1,695mm | 1,690mm |
| ホイールベース | +115mm延長 | — |
| 荷室容量 | 466L | — |
| エンジン | 2.5L+24Vマイルドハイブリッド | 2.5L・2.2Lディーゼル等 |
| トランスミッション | 6EC-AT | 6AT |
| 燃費(FF・欧州複合) | 約14.3km/L | — |
⚠️ 立体駐車場に注意:全幅1,860mmは、日本の機械式立体駐車場に多い1,850mm制限を超えます。自宅・職場・よく使う駐車場の幅を事前に確認してください。
新型CX-5(2026年)グレードと価格一覧
グレードはS・G・Lの3種類、それぞれ2WD(FF)と4WDを設定しています。
| グレード | 2WD | 4WD |
|---|---|---|
| S | 330万円 | 353万6,500円 |
| G | 352万円 | 375万6,500円 |
| L | 407万円 | 430万6,500円 |
※価格はすべて消費税込み(2026年5月時点)
| Sグレード ジェットブラックマイカ |
Gグレード ネイビーブルーマイカ |
Lグレード ソウルレッドクリスタル |
|---|---|---|
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※画像:マツダ公式サイトより
この価格帯、正直かなりお得です。同クラスのSUVを見渡すと、トヨタRAV4のハイブリッドは450万〜490万円台、ハリアーは430万〜531万円台まで幅広く設定されています。対して新型CX-5のSグレード330万円には360°ビューモニターが全車標準、Googleナビも全車搭載。300〜400万円台の同クラスでこれだけの装備が標準でついてくる車はほとんどありません。
また、GグレードにはメーカーオプションとしてEXパッケージ(22万7,700円)と、エアロを加えるシグネチャースタイル(36万9,662円)が設定されています。
ボディカラーバリエーション——全7色、グレードによる制限なし
新型CX-5のボディカラーは全7色。Sグレードでも全色から選べます(ソウルレッドは+77,000円、マシーングレーとロジウムホワイトは各+55,000円の特別塗装色)。
ネイビーブルーマイカ
新色・標準価格
ソウルレッドクリスタルメタリック
特別塗装色 +77,000円
マシーングレープレミアムメタリック
特別塗装色 +55,000円
ロジウムホワイトプレミアムメタリック
特別塗装色 +55,000円
ジェットブラックマイカ
標準価格
エアログレーメタリック
標準価格
ポリメタルグレーメタリック
標準価格
※画像:マツダ公式サイトより
グレードごとの内装カラー選択肢
内装の素材とカラーはグレードによって大きく異なります。購入前に必ず確認を。
| グレード | 内装イメージ | 素材・カラー | 区分 |
|---|---|---|---|
| S | ![]() |
クロス/ブラック | 標準 |
| G | ![]() |
合成皮革/レガーヌ®/ブラック | 標準 |
![]() |
合成皮革/レガーヌ®/ピュアホワイト+ブラック | EX Package | |
| L | ![]() |
本革レザー/ブラック | 標準 |
![]() |
本革レザー/スポーツタン | OP |
※Sはブラック1択。GはEX Packageでホワイト系も選択可能。Lはスポーツタンの選択もオプション設定あり。
※画像:マツダ公式サイトより
グレード別装備の違いを徹底比較
新型CX-5で「S・G・Lのどれにするか」を決めるうえで、最も重要な装備の違いを一覧にしました。
| 装備 | S | G | L |
|---|---|---|---|
| センターディスプレイ | 12.9インチ | 12.9インチ | 15.6インチ |
| シート素材 | クロス | 合成皮革(レガーヌ®) | 本革 |
| 運転席シート調整 | ラチェット式(手動) | 10Way電動(メモリー付き) | 10Way電動(メモリー付き) |
| 助手席シート調整 | 手動 | 6Way電動(オプション) | 6Way電動(標準) |
| シートベンチレーション(前席) | ✗ | ✗ | ○ |
| シートヒーター(前席) | ○ | ○ | ○ |
| パノラマサンルーフ | ✗ | ✗ | △(メーカーOP) |
| BOSEサウンド(12スピーカー) | ✗ | △(EXパッケージ) | ○ |
| パドルシフト | ✗ | ✗ | ○ |
| パワーリフトゲート | ✗ | ○ | ○(ハンズフリー) |
| ドライバーモニタリング | ✗ | △(EXパッケージ) | ○ |
| ドライバー異常時対応(DEA) | ✗ | △(EXパッケージ) | ○ |
| ハンズオフアシスト(渋滞時) | ✗ | △(EXパッケージ) | ○ |
| 車線変更アシスト | ✗ | △(EXパッケージ) | ○ |
| アダプティブヘッドライト(ALH) | ✗ | ✗ | ○ |
| アンビエントライト(7色) | ✗ | ✗ | ○ |
| 360°ビューモニター | ○ | ○ | ○ |
△はオプション・パッケージ追加で選択可能、✗は選択不可。
[画像:新型CX-5 グレード比較表(公式サイトより)]
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「Gグレード+EXパッケージ」は実は相当お得
GグレードのEXパッケージ(22万7,700円)を追加すると、以下の15項目がまとめて追加されます。
- クルージング&トラフィックサポート(ドライバーモニタリング連動・緊急停止支援機能付き)
- クルージング&トラフィックサポート(渋滞時ハンズオフアシスト機能)
- クルージング&トラフィックサポート(車線変更アシスト機能)
- 前側方接近車両検知
- ドライバーモニタリング機能
- スマートブレーキサポート(前方走行時左右接近物検知機能)
- ドライバー異常時対応システム(DEA)
- リアLEDマップランプ
- グローブボックス内LEDイルミネーション
- 助手席6Wayパワーシート
- 後席シートヒーター
- 外部接続ハブ・USB端子(Type-C:リア2口)
- BOSEサウンドシステム+12スピーカー
- バーグラアラームシステム
- シートカラー・インテリアコーディネーション(ピュアホワイト/ブラック)
G+4WD+EXパッケージで合計約398万4,200円。Lグレード4WD(430万6,500円)と比べると32万円以上安く、Lパッケージの本革シート・パドルシフト・アンビエントライトは不要という方には、Gグレード+EXパッケージを選択しておきたいところです。
グレード選びで迷う5つの装備ポイント
① シートベンチレーションはLグレードのみ
シートベンチレーションはLグレードのみの装備です。S・Gには設定がなく、追加もできません。
② パノラマサンルーフはLグレードのメーカーオプションのみ
開口部が幅875mm×奥行き1,021mmの大型パノラマサンルーフは、Lグレードのメーカーオプションとしてのみ選択できます。S・Gには設定がありません。

③ BOSEは「G+EXパッケージ」か「L」で
2スピーカーのBOSEプレミアムサウンドは、GグレードはEXパッケージ追加後にメーカーオプションで選択可能、Lグレードでは標準装備となります。
④ 電動シートは「助手席まで」となるとG+EXパッケージかL
Gグレードの運転席は10Way電動(ドライビングポジションメモリー付き)が標準装備されています。ただし助手席は手動が標準。EXパッケージを追加すると助手席6Wayの電動シートが加わります。助手席まで電動にしたい場合はG+EXパッケージ、またはLグレード(標準装備)が必要です。
⑤ パドルシフトはLグレードのみ
ステアリング裏のパドルシフトはLグレードの標準装備のみで、S・Gには追加不可です。。
インフォテイメント&ナビ——何が変わったのか
ナビ画面サイズとタッチ操作
先代のコマンダースイッチ(ダイヤル式)は廃止され、全車タッチパネル式に刷新されました。
- S・Gグレード:12.9インチタッチパネル式
- Lグレード:15.6インチタッチパネル

Google Built-in——何ができる?
新型CX-5はマツダ初のGoogle Built-in搭載のインフォテイメントシステムを採用しています。
| 機能 | 概要 |
|---|---|
| Googleマップ | リアルタイム渋滞情報付きのナビ。Googleアカウントなしでも利用可能 |
| Googleアシスタント | 「エアコン25度にして」など自然な音声操作。ステアリングボタン操作で呼び出し |
| Google Playストア | Googleアカウントと連携することでSpotify・各種音楽・動画アプリなどをダウンロード追加可能 |
Googleアカウントがなくても地図・音声アシスタントの基本機能は使えますが、アカウントを連携すると自宅・職場の登録やGoogle Playからのアプリの追加が可能になります。
OTAアップデートとGoogle Gemini
新型電子プラットフォーム「MAZDA E/E ARCHITECTURE+」の採用により、OTA(無線)アップデートに対応しています。ナビシステムやコネクテッドサービスの機能をディーラーに行かずに更新できます。
さらにマツダは、現在搭載しているGoogleアシスタントを、より高度な生成AI「Google Gemini」へOTA経由でアップデートする方針を発表しています。「より自然な会話でのナビ操作や車の状態確認」が実現する予定で、購入後に機能が進化していくのはこの世代ならではのメリットです。
物理スイッチはどこまで残った?
以下は物理スイッチとして残っています。
- ハザードランプスイッチ
- フロント・リアデフロスター/デフォッガー
エアコンの温度調整などはタッチパネル操作に集約されました。

安全運転支援——新型CX-5の目玉3機能
全グレードに標準でスマート・ブレーキ・サポート(交差点・歩行者・自転車対応)、レーダークルーズコントロール(全車速追従)、レーンキープアシスト、ブラインドスポット・モニタリング、360°ビューモニターが搭載されています。

その中でも特に注目すべき新機能が3つあります。
① プロアクティブ・ドライビング・アシスト(全車標準)
アクセルペダルを離したタイミングで、前走車や先行する自動二輪車を検知し、ブレーキ操作の一部を自動でアシストする機能です。「気づいたら車間が詰まっていた」という場面を減らし、事故の未然防止に大いに役立つ装備です。全グレード標準装備。
② 渋滞時ハンズオフアシスト(G+EXパッケージ・L標準)
高速道路・自動車専用道路での走行中、条件を満たすとハンドルから手を離した状態で走行をアシストしてくれます(クルージング&トラフィックサポート)。時速40km/h以下。ドライバーモニタリングと連動しており、脇見や居眠りを検知すると警告・緊急停止支援が作動します。
③ 車線変更アシスト(G+EXパッケージ・L標準)
高速道路での車線変更時、ウインカー操作に合わせてステアリングをアシストしてくれます。後方の安全確認をしたうえで車線変更をサポートするため、高速での長距離移動が楽になります。
これら②③はGグレード単体では使えず、G+EXパッケージ(+22万7,700円)か、Lグレードでのみ利用可能です。
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パワートレイン——ディーゼルはなくなった? 6速ATは進化した?
ディーゼルは廃止
先代の人気グレードだったディーゼルエンジン(SKYACTIV-D 2.2)は新型では廃止されました。搭載エンジンは1種類のみです。
| 項目 | スペック |
|---|---|
| エンジン | 2.5L直噴ガソリン(SKYACTIV-G 2.5) |
| システム | 24Vマイルドハイブリッド(M ハイブリッド) |
| 最高出力 | 131kW(178ps)/ 6,000〜6,200rpm |
| 最大トルク | 237Nm(24.2kgm)/ 3,800〜4,000rpm |
| 燃料 | レギュラーガソリン(E10対応・国内初) |
低回転の力強いトルクと燃費のよさを求めていたディーゼル派には厳しい変更です。ただしマイルドハイブリッドにより、ガソリン車ながら燃費は先代より改善しています(欧州複合燃費でFF車約14.3km/L)。
なお、2027年には新世代エンジン「SKYACTIV-Z」とストロングハイブリッドを組み合わせたパワートレインの追加設定がマツダから予告されています(システム出力270ps予定)。今すぐ購入か、ストロングハイブリッド待ちか悩ましいところです。
6速ATは変わった?
トランスミッションは6EC-AT(6速電子制御AT)で先代から継続です。8速ATへの変更はありませんでした。
先代CX-5からの主な進化ポイント
| 項目 | 先代CX-5 | 新型CX-5(2026年) |
|---|---|---|
| ナビ操作 | コマンダー(ダイヤル) | タッチパネル(12.9/15.6インチ) |
| ナビシステム | マツダコネクト | Google Built-in(Maps・アシスタント・Play) |
| 後席膝前空間 | — | +115mmホイールベースで拡大 |
| 荷室容量 | — | 466L(開口部も18mm低く改善) |
| プロアクティブDA | なし | ○(全車標準) |
| ハンズオフアシスト | なし | ○(G+EXまたはL) |
| 360°カメラ | 一部グレード | 全グレード標準 |
| OTAアップデート | 非対応 | ○(Google Gemini化も予定) |
| ボディカラー | — | ネイビーブルーマイカ追加(全7色) |

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買う前に知っておきたいこと——内装の詳細とネガポイント
ステアリングスイッチにカメラボタンがある
地味に便利なのが、ステアリング右側に360°ビューモニターのON/OFFボタンが配置されていること。カメラボタンがどこにあるかを探すことなく、サッと起動できます。
シフトはCX-60のようなコラム式ではない
CX-60が採用するコラムシフトとは異なり、新型CX-5はセンターコンソールにストレート型のシフトノブを採用しています。
ドリンクホルダーはシフトノブの奥側に配置されており、運転中でも取り出しやすい位置です。

電動テレスコ&チルトはなし(手動のみ)
ステアリングの調整は手動のチルト&テレスコピック式のみです。兄貴分のCX-60には装備されているので、せめてLパッケージには欲しかった装備です。
デジタルインナーミラーは設定なし
後方をカメラ映像で表示するデジタルインナーミラーは全グレードに設定がありません。マツダは頑なにでジタルインナーミラーの設定がありません。
メーターはフル液晶
10.25インチのフル液晶メーターを採用しており、走行情報を見やすく表示できます。HUD(アクティブ・ドライビング・ディスプレイ)も搭載し、フロントガラスにナビ案内や速度情報を投影できます。
物理スイッチのほぼ全廃は賛否あり
エアコン操作などが一切タッチパネルに統合されたことはマツダのこれまでの姿勢(「タッチパネルは危険」と主張していた)からの180度転換でもあり、既存ユーザーからは戸惑いの声も出ています。慣れで解決できる部分ですが、最初のうちは操作に迷う場面があるかもしれません。
ディーゼルなし・6速AT継続
前述のとおり、ディーゼル廃止と6速AT継続は購入判断に影響するポイントです。「ディーゼル派」の方や「8速ATが欲しい」という方は、2027年追加予定のストロングハイブリッドまで待つか、他車との比較も検討してみてください。
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Sグレードがおすすめな人
- 予算330〜354万円に収めたい
- 高速道路の長距離走行はあまりしない
- ハンズオフアシストは不要
- シートやオーディオにこだわりがない
Gグレード(+EXパッケージ)がおすすめな人
- G+EX+4WDで約398万円——300万円台でこの装備は実質お得
- ハンズオフアシスト・車線変更アシストが欲しい
- BOSEと後席シートヒーターも欲しい
- 本革シートやパドルシフトはなくても構わない
Lグレードがおすすめな人
- 夏場の快適性(シートベンチレーション)を重視する
- 本革シートにこだわる
- パドルシフトで走りを楽しみたい
- 15.6インチ大画面とBOSEを標準で欲しい
- パノラマサンルーフを検討している(Lのみ選択可)
- 予算407万円〜が確保できる
まとめ
9年ぶりのフルモデルチェンジで生まれ変わった新型CX-5は、室内空間の拡大・Google Built-in搭載ナビ・充実した安全装備・将来的なGoogle Geminiアップデートと、”さすが”といった仕上がりになっています。
スタイリングと内装の質感でライバルを圧倒しながら、330万円からというバーゲンプライスは国内SUV市場でも際立つコスパです。ディーゼル廃止・電動テレスコなしといった不満点はありますが、それを差し引いてもぜひ乗りたいと思わせてくれる1台です。
購入を検討中の方へ:今の愛車の売却価格を先に把握しておくと、乗り換えの予算計画が立てやすくなります。ディーラーの下取りだけでなく、買取専門業者への並行査定で数十万円単位で差が出ることもあります。
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今の愛車をできるだけ高く売って、新型CX-5の購入費用に充てましょう。ディーラー下取り額を受け取る前に、一度専門業者への並行査定を試してみることをおすすめします。
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出典:マツダ公式サイト(mazda.co.jp)/ MAZDA NEWSROOM(2026年5月21日発表)/ Car Watch / Car and Driver Japan(EXパッケージ15項目)/ つらつらとMAZDA(Google Gemini情報)/ 各専門媒体の公開情報をもとに作成(2026年5月22日時点)















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