日産 新型キックスって高い?購入する価値あるの?

自動車関連
読了時間:約 5 minutes

日産 新型キックス レゾナンスブルー2トーン
引用元:日産自動車公式サイト

2026年6月17日発売、日産 新型キックスが6年ぶりにフルモデルチェンジをしました。
国内初の第3世代e-POWERを搭載し、今回から本格的な電動4WDである「e-4ORCE」も選べます。
人気カテゴリーである「コンパクトSUV」というジャンルに、フルモデルチェンジをして再挑戦をする新型キックス。
その進化はいかほどなものか、この記事では細部まで徹底的に検証していきたいと思います。


① ボディカラーは2トーン含めて全部で9色!

今回のキックスのボディーカラーは全部で9色。
新色である「レゾナンスブルー」を含めてまずは一気に見ていきましょう!

モノトーン

  
スーパーブラック

スーパーブラック/標準色・0円
ピュアホワイトパール

ピュアホワイトパール+44,000円
オーロラフレアブルーパール

オーロラフレアブルーパール+44,000円
クリスタルブラウン

クリスタルブラウン+44,000円

2トーン(ルーフ=スーパーブラック)

  
レゾナンスブルー2トーン

レゾナンスブルー/SB(新色)/+77,000円
ピュアホワイトパール2トーン

ピュアホワイトパール/SB+77,000円
ガーネットレッド2トーン

ガーネットレッド/SB+97,900円
ダークメタルグレー2トーン

ダークメタルグレー/SB+66,000円

引用元:日産自動車公式サイト。このほかモノトーンの「ダークメタルグレー」が法人向けXシンプルパッケージ専用色として設定されます。


② 内装の比較

先代までのキックスは海外向け(ASEAN向け)だったこともあり、内装のチープさは否めませんでした。でも、今回のキックスは内装の質感が大幅に向上しています。
簡単にいうと、日産 オーラのお兄ちゃん的な存在に!

ちなみに、内装色はブラックの1色。グレードで変わるのはシート地と加飾です。

新型キックスのインテリア
引用元:日産自動車公式サイト

ダッシュボードの加飾(G・X+=ブロンズ/X=シルバー)

GX+X
G内装
X+内装
X内装

シート地(G・X+=合皮/X=織物)

G・X+:合皮X:織物・トリコット
合皮シート
織物シート

引用元:日産自動車公式サイト


③ 価格とグレード別装備

今回の新型キックスのグレードは「X」「X+」「G」の3グレード展開。
それぞれのグレードで、2輪駆動であるFFモデルと、4輪駆動であるe-4ORCEが選択可能です。価格は以下の通り。

グレードFF(2WD)4WD(e-4ORCE)
X325.9万円359.9万円
X+354.9万円389.9万円
G(おすすめ)389.8万円424.8万円

※法人向けXシンプルパッケージは299.9万円〜。

❶ 全グレード共通の標準装備

  • プロパイロット(同一車線運転支援)
  • 12.3インチ フル液晶メーター(ナビ画面はメーカーオプション)
  • 電動パーキングブレーキ+オートブレーキホールド/電制シフト
  • LEDヘッドランプ+LEDデイタイムランニングランプ
  • インテリジェントキー/オートエアコン(後席吹き出し口あり)
  • USB Type-C×4/衝突被害軽減ブレーキなどの先進安全をひと通り

❷ グレードで差がつく「装備内容一覧」

●=標準/○=メーカーオプション/−=設定なし

装備XX+G
アルミホイール17インチ17インチ19インチ
ヘッドライトLEDLEDアダプティブLED+フォグ
シート地織物合皮合皮
内装加飾シルバーブロンズブロンズ
前席シートヒーター
運転席パワーシート
アラウンドビューモニター
後側方安全(BSI/BSW/RCTA)
プロパイロット緊急停止支援+SOS
パワーテールゲート(電動バックドア)
ドアサッシュブラックアウトブラックアウトハイグロス

グレード別のホイールとヘッドライトの違い

G:19インチX・X+:17インチ
19インチアルミ
17インチアルミ
G:アダプティブLEDX・X+:通常LED
GのアダプティブLEDヘッドライト
X・X+の通常LEDヘッドランプ

引用元:日産自動車公式サイト


④ オプション

メーカーオプション(あとから追加できない!)

自分に必要な装備を見極めながらグレードを選択していきましょう。
一部、Gグレードでしか選択できないメーカーオプションもあるので、後から後悔しないようにここで整理しておきましょう。

アラウンドビューモニター(3Dビュー)
アラウンドビューモニター(移動物検知・3Dビュー)/G標準・X・X+はオプション

X(エントリー)──欲しい装備は基本オプション選択が必要に

Xは一番お安く買えるグレード。その代わり、欲しい装備をメーカーオプションを選んでおかないと後から後悔することに。

  
インテリジェントルームミラー+アラウンドビューモニター(移動物検知)

+91,300円
インテリジェントルームミラー+アラウンドビューモニター(移動物検知)
統合ディスプレイ+NissanConnectナビ[シンプル]+ドラレコ前後+バックビューモニター+プロパイロット緊急停止支援+SOS

+172,700円
統合ディスプレイ+NissanConnectナビ[シンプル]+ドラレコ前後+バックビューモニター+プロパイロット緊急停止支援+SOS
ルームミラー+統合ディスプレイ+NissanConnectナビ+ドラレコ前後+アラウンド3D+緊急停止+後側方安全(Googleナビ・ETC2.0込みは+476,300円)

+357,500円
ルームミラー+統合ディスプレイ+NissanConnectナビ+ドラレコ前後+アラウンド3D+緊急停止+後側方安全(Googleナビ・ETC2.0込みは+476,300円)
パワーバックドア(インテリジェントキー〈オートバックドア〉+リモコンオートバックドア+オートクロージャー)

+60,500円
パワーバックドア(インテリジェントキー〈オートバックドア〉+リモコンオートバックドア+オートクロージャー)
寒冷地パッケージ(LEDフォグ+ホットプラス〈前席シートヒーター・ステアリングヒーター等〉+クリアビュー+不凍液)

+107,800円
寒冷地パッケージ(LEDフォグ+ホットプラス〈前席シートヒーター・ステアリングヒーター等〉+クリアビュー+不凍液)
100V AC電源(1500W)〈ラゲッジ1個〉

+66,000円
100V AC電源(1500W)〈ラゲッジ1個〉

X+(中間)── X以上に装備は充実。でも・・・。

Xグレードとは違い、前席シートヒーターとパワーバックドアは標準で装備されます。一方で、Xグレードと同様に、12.3インチのNissanConnectナビやステアリングヒーターはメーカーオプションで選択をする必要があります。また、運転席のパワーシートやプレミアムサウンド、パノラマサンルーフが欲しい場合は、最初からGグレードを選択しておく必要があります。

  
安全・カメラパック(ルームミラー+ドラレコ前後+アラウンドビュー3D+後側方安全BSI/BSW/RCTA)
+184,800円
安全・カメラパック(ルームミラー+ドラレコ前後+アラウンドビュー3D+後側方安全BSI/BSW/RCTA)
上記+NissanConnectナビ+ETC2.0+エアコンスイッチ(デジタル)

+303,600円
「安全・カメラパック(ルームミラー+ドラレコ前後+アラウンドビュー3D+後側方安全)+NissanConnectナビ+ETC2.0+エアコンスイッチ(デジタル)
寒冷地パッケージ(ホットプラス〈ステアリングヒーター・リヤヒーターダクト・ヒーター付ドアミラー〉+クリアビュー+不凍液)

+63,800円
寒冷地パッケージ(ホットプラス〈ステアリングヒーター・リヤヒーターダクト・ヒーター付ドアミラー〉+クリアビュー+不凍液)
100V AC電源(1500W)〈ラゲッジ1個〉

+66,000円
100V AC電源(1500W)〈ラゲッジ1個〉

G(最上級・2WD)──

Gグレードはまさに豪華仕様。標準装備で運転席のパワーシートや統合型のディスプレイ、パノラマサンルーフ、安全運転支援(3Dビュー付きの荒ウンドビューモニター)が装備されています。しかも、BOSEのプレミアムサウンドを追加できるのはGグレードだけ。足下も19インチのタイヤ&アルミホイールが装着されるので、迷った場合はGグレードを選択されることをおすすめします。

  
インテリジェントルームミラー+ドライブレコーダー(前後セット)

+88,000円
インテリジェントルームミラー+ドライブレコーダー(前後セット)
ルームミラー+NissanConnectナビ+ドラレコ前後+ETC2.0

+227,700円
ルームミラー+NissanConnectナビ+ドラレコ前後+ETC2.0
BOSEパーソナルプラスサウンドシステム(10スピーカー)

+82,500円
BOSEパーソナルプラスサウンドシステム(10スピーカー)
寒冷地パッケージ(ホットプラス+クリアビュー+不凍液)

+63,800円
寒冷地パッケージ(ホットプラス+クリアビュー+不凍液)
100V AC電源(1500W)〈ラゲッジ1個〉

+66,000円
100V AC電源(1500W)〈ラゲッジ1個〉

2WD と 4WD(e-4ORCE)で選べるオプションの違いは“寒冷地まわり”だけ。4WDはステアリングヒーター・リヤヒーターダクト・ヒーター付ドアミラーなどの寒冷地ヒーター類が標準のため、寒冷地オプションが 2WDの「ホットプラス+クリアビュー(+63,800円〜)」→ 4WDは「クリアビュー単体(+27,500円)」 に変わります。それ以外の選べるメーカーオプションは2WD・4WDで共通です。

メーカーオプションの用語ミニ辞典

装備ざっくりの意味
アラウンドビューモニター4つのカメラで真上+3D映像を映し、駐車や交差点の死角を確認
後側方の安全(BSI/BSW/RCTA)斜め後ろの車を検知して警告+バック時に左右から来る車を通知
プロパイロット緊急停止支援+SOSコールドライバー異常時に自動で減速・停止しヘルプを要請
インテリジェント ルームミラー後方カメラの映像で後ろがクリアに見える電子ミラー
ホットプラスパッケージ座席・ハンドル・ドアミラーを温める寒冷地快適パック
クリアビューパッケージワイパーデアイサー+リヤLEDフォグ(凍結・視界対策)
ETC2.0渋滞情報なども受信できる新型ETC
BOSEパーソナルプラスサウンドヘッドレスト内蔵を含む10スピーカーの高音質サウンド
100V AC電源(1500W)ラゲッジのコンセントで家電が使える(車中泊・停電時)。

ディーラーオプション(あとから追加できる!)

ホイール(グレードで選べるものが違う)

純正ホイールはグレードで履けるサイズが異なり(X・X+=17インチ/G=19インチ)、ディーラーで選べる社外デザインホイールも変わります。

ホイール対象グレード価格(税込)
エスティーロ 17インチ(ガングレーメタリック)X・X++181,280円
エスティーロ 17インチ(シルバー)X・X++177,760円
ウェッズ ステイヤー 17インチX・X++101,200円
ウェッズ ステイヤー 19インチG+132,735円
エスティーロ ガングレーメタリック(X・X+/17インチ)
エスティーロ ガングレーメタリック(X・X+/17インチ)
エスティーロ シルバー(X・X+/17インチ)
エスティーロ シルバー(X・X+/17インチ)
ウェッズ ステイヤー(X・X+=17/G=19インチ)
ウェッズ ステイヤー(X・X+=17/G=19インチ)
G標準の19インチアルミ(比較用)
G標準の19インチアルミ(比較用)

※エスティーロは17インチ専用デザインのため、19インチのGには設定がありません。Gで社外デザインに替えるならウェッズ ステイヤー19インチが選択肢になります。

セットパッケージ

内容価格(税込)
新車キット(フロアマット等の定番)+100,480円
新車キット(メーカーOPナビ装着車用)+114,780円
アーバンエッジパック(外装ドレスアップ/3仕上げ)+170,500〜181,500円
インテリアイルミパック+91,180円
プロテクションパック+88,000円
新車購入時の定番アクセサリー
新車キットの例(フロアマット・バイザー・ナンバープレート 等)

オーディオ・ナビ周辺

内容価格(税込)
日産オリジナルドライブレコーダー(前後/前後+室内)+97,372〜108,372円
ETCユニット(ビルトイン)+34,782円
HDMI入力ユニット+30,030円
保護フィルム(ディスプレイ/メーター/コンソール)+6,600〜14,300円
バックビュー雨滴クリーナー+31,900円

シート・内装

内容価格(税込)
3Dデュアルカーペット/3Dフロアマット+31,900〜48,400円
ラゲッジソフトトレイ/プロテクションフィルム+16,500〜24,200円
イルミ系(キッキングプレート・フットウェル・コンソール 等)+24,200〜52,800円
ポータブルバッテリー from LEAF+170,500円

外装

内容価格(税込)
フロント/リヤ アンダープロテクター(3仕上げ)+75,900〜100,100円
ルーフスポイラー+62,700円
プラスチックバイザー+39,600円
シーケンシャルドアミラーウインカー+68,772円
5YEARS COAT(ボディコーティング/3グレード)+83,600〜264,000円
ナンバープレートリム・ロック、マッドガード、グリルアクセント 等+3,300円〜
外装ドレスアップ(アンダープロテクター)
外装ドレスアップ(フロント/リヤ アンダープロテクター 等)

その他(視界・運転席まわり・空調・安全)

内容価格(税込)
リモコンエンジンスターター+64,900円
ウィンドウ撥水処理+9,570〜13,640円
クリーンフィルター各種/抗菌・抗ウイルスコート+5,610〜18,700円
ホイールロックセット/オートソック+11,990〜35,200円
日産i-Sizeチャイルドシート/ジュニアシート+132,000円

⑤ 公式セルフ見積り(Gグレード)

日産公式サイトの「セルフ見積り」でGグレード(2WD・新色レゾナンスブルー2トーン)で試算した結果がこちらです。

日産公式セルフ見積り Gグレードの結果
出典:日産自動車公式サイト「セルフ見積り」

オプションを足さないGの新色仕様で、乗り出しお支払い総額 4,099,694円(約410万円)が目安です。


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⑥ よくある質問(FAQ)

Q1. ナビ画面とメーターのサイズは?
どちらも12.3インチ。横並びのデュアルディスプレイ(メーター+ナビ画面)です。Xはオーディオレスが標準で、ナビはオプションになります。

Q2. シフトはコラムシフト?
いいえ。センターに置いたセレナ譲りのスイッチ式の電制シフトです。ステアリングは3スポークタイプ。

Q3. 前席パワーシートはある?メモリー機能付き?
運転席パワーシートはGのみ標準(X・X+は手動)。メモリー機能と助手席パワーシートは設定なしです。

Q4. パノラマルーフの設定はある?
Gグレードに標準装備です(電動チルト&スライド+電動格納式シェード付の「パノラミックガラスルーフ」)。X・X+には設定がありません。

Q5. ルームランプはLED?照明付きバニティミラーはある?
ルームランプはLEDを採用しています。一方、照明付きバニティミラーは設定なしです。

Q6. 新型エルグランドと同じ第3世代e-POWER?
世代は同じですが、組み合わせる発電エンジンが違います。新型キックスはセレナと同じ発電専用1.4Lエンジン「HR14DDe」に、第3世代e-POWERの新しい「5 in 1」電動ユニット(モーター・発電機・インバーター・減速機・増速機を一体化)を国内で初めて組み合わせたもの。

Q7. 安全運転支援は最近の日産車と同水準?
はい。ルークスやマイナーチェンジ後のセレナなど、最近の日産車と同じ世代の「インテリジェント アラウンドビューモニター(移動物検知・3Dビュー機能付)」を搭載します(G標準/X・X+はメーカーオプション)。代表的な3つのビューはこちら。

フロントワイドビュー3Dビューインビジブルフードビュー
フロントワイドビュー
3Dビュー
インビジブルフードビュー

引用元:日産自動車公式サイト

  • フロントワイドビュー:見通しの悪いT字路で、死角の人・自転車を広角映像で確認
  • 3Dビュー:クルマの周囲を立体的に表示し、直感的に安全確認
  • インビジブルフードビュー:車体の下が透けて見えるような映像で、段差や落下物を回避

Q8. パワーテールゲート(電動バックドア)はある?
X+・Gグレードでは標準装備です(リモコンで電動開閉するオートバックドア+半ドアを自動で閉めるバックドアオートクロージャー)。エントリーのXのみメーカーオプション(+60,500円)となります。荷物で手がふさがっていても開け閉めがラクです。

Q9. プロパイロット2.0の設定は?
ありません。標準プロパイロット(+緊急停止支援)までです。

Q10. シートベンチレーション(通風)はある?
シートベンチレーション(送風・通風)は全グレード設定がありません。ヒーター系は次のとおりです。前席シートヒーターはX+グレード以上で標準(Xはホットプラスパッケージに含むメーカーオプション)。ステアリングヒーター・リヤヒーターダクト・ヒーター付ドアミラーは、2WDは全グレードでメーカーオプション(ホットプラスパッケージ)、4WD(e-4ORCE)は全グレードで標準装備です。

Q11. NISMOやAUTECH、ROCK CREEKはある?
NISMOとAUTECHの設定はありません。一方、アウトドア仕様の「キックス ROCK CREEK(ロッククリーク)」が登場します。日産オーテック(NMC)のカスタムモデルで、2026年6月17日に先行公開、発売は今冬予定。価格は2WD約400万円〜・4WD約430万円〜の予定です。

キックス ROCK CREEK
引用元:日産オーテック(NMC)公式サイト

専用の3スロットグリルやラバレッド(溶岩イメージ)のアクセント、防水シート、専用アルミなどを備えたワイルドな一台です。


⑦ ライバル比較:ホンダ・ヴェゼルと3本勝負

コンパクトSUVのライバルであるホンダ・ヴェゼルと比較してみます。今回比べるのは「最上位グレード」=新型キックス「G e-4ORCE(4WD)」とヴェゼル「e:HEV RS(4WD)」です。

新型キックス G e-4ORCE(最上位)/引用元:日産自動車公式サイト
新型キックス G e-4ORCE(最上位)/引用元:日産自動車公式サイト
ホンダ ヴェゼル e:HEV RS(最上位)/引用元:本田技研工業
ホンダ ヴェゼル e:HEV RS(最上位)/引用元:本田技研工業

第1本:価格・スペック・燃費

項目キックス G e-4ORCE(4WD)ヴェゼル e:HEV RS(4WD)
車両本体価格(税込)4,248,200円3,968,800円
パワートレーン第3世代e-POWER(発電1.4L〈98PS〉+前モーター143PS+後モーター68PSのe-4ORCE)e:HEV(1.5L〈106PS〉+モーター131PS)
WLTC燃費20.1km/L21.4km/L
全長×全幅×全高4,365×1,800×1,610mm4,385×1,790×1,545mm
ホイールベース2,655mm2,610mm
最小回転半径5.3m5.5m
荷室クラス最大級(公式数値は未公表)約335L
タイヤ/ホイール225/45R19・19インチ225/50R18・18インチ

主要なスペックはかなり肉薄しています。第3世代e-POWERのキックスが燃費面でも善戦しているのが見てとれますね。キックスがやや背が高く19インチのホイール、ヴェゼルRSは専用ローダウンで低く構えた18インチホイールを履いています。

キックスG=19インチ/引用元:日産自動車公式サイト
キックスG=19インチ/引用元:日産自動車公式サイト
ヴェゼルRS=18インチ/引用元:本田技研工業
ヴェゼルRS=18インチ/引用元:本田技研工業

第2本:装備(●標準/◎メーカーオプション/−非設定)

装備キックス G e-4ORCEヴェゼル e:HEV RS
メーター●12.3インチフル液晶●7インチ
ナビ画面◎メーカーOP(12.3インチナビ+ルームミラー+ドラレコ+ETC2.0のパックで+227,700円)●9インチ 標準装備
前席シートヒーター/ステアリングヒーター
運転席パワーシート−(手動のみ)
パワーバックドア(電動テールゲート)●(ハンズフリー式)
後席エアコン吹き出し口
ルームランプ●LED●LED
内装合皮スエード+レッドステッチ(RS専用)

メーター画面の大きさ、ナビ画面の大きさはキックスに軍配が上がります。前席シートヒーターやステアリングヒーターも両車標準装備です。ただし、キックスの場合、2WDモデルではステアリングヒーターはメーカーオプションとして選択する必要があリます。また、運転席のパワーシートはキックスのみの装備。ヴェゼルでは運転席と助手席ともにマニュアルシートしか設定がありません。内装はヴェゼルRSがスエード+レッドステッチのスポーティ仕立て、キックスは黒基調の合皮シートとキャラが分かれています。

新型キックスG 合皮シート
新型キックス G の合皮シート/引用元:日産自動車公式サイト
ヴェゼル e:HEV RS コンビシート
ヴェゼル e:HEV RS のコンビシート(スエード+レッドステッチ)/引用元:本田技研工業

第3本:安全運転支援

安全運転支援キックス G e-4ORCEヴェゼル e:HEV RS
アラウンドビューモニター●標準◎メーカーOP
3Dビュー(立体表示)−なし
インビジブルフードビュー(ボンネット透過)−なし
交差点の左右確認●フロントワイドビュー△フロントブラインドビュー
プロパイロット緊急停止支援+SOSコール−設定なし
後側方安全(BSI/BSW/RCTA)●(後退出庫サポート標準)
予防安全(自動ブレーキ・標識認識等)●(Honda SENSING)
3Dビュー(クルマを立体表示)
3Dビュー(クルマを立体表示)
フロントワイドビュー(交差点の左右死角)
フロントワイドビュー(交差点の左右死角)
インビジブルフードビュー(ボンネット透過)
インビジブルフードビュー(ボンネット透過)
ホンダ マルチビューカメラシステム
ヴェゼルのマルチビューカメラシステム(4カメラ・メーカーオプション)。3Dビューやインビジブルフードビューは非搭載/引用元:本田技研工業(技術紹介)

安全運転支援は最新のキックスに軍配が上がります。アラウンドビューモニターはキックスのGグレードでは標準装備、ヴェゼルはRSでもメーカーオプションでの設定です。さらに、キックスでは「3Dビュー」「インビジブルフードビュー」「フロントワイドビュー」はヴェゼルには非搭載の機能です。

【番外編】さらに細かい装備の違い

ここからは重箱の隅を突くような細かい装備の違いです。盲点的な装備でも、「日常遣いのお供として使用するには・・・。」というポイントで見てください。(●=標準/◎=オプション/−=設定なし)。

細かい装備キックス G e-4ORCEヴェゼル e:HEV RS
左右独立フルオートエアコン−(左右独立ではない)●標準
パワーウィンドウ(全席オート/ワンタッチ)
ワイパー(フロント自動制御)車速連動式(車速感知無段間けつ)雨滴感知式(レインセンサー)
接近時アンロック/降車時オートロック●両方(近づくと解錠・離れると自動施錠)降車時オートロックのみ(解錠はハンドル操作)
後席USB電源(Type-C)●2口(前後で計4口)●2口
ドライブモード●4モード(STD/SPORT/ECO/SNOW)※SNOWは4WD(e-4ORCE)のみ●3モード(SPORT/NORMAL/ECON)
減速セレクター(パドルで回生調整)−(e-Pedal Step=ワンペダル方式)●4段(ステアリングパドル)
デジタルインナーミラー◎メーカーOP(パッケージ内)◎ディーラーOP(アドバンスドルームミラー+74,800円)
プレミアムサウンド◎BOSE 10スピーカー(+82,500円)◎プレミアムオーディオ 10スピーカー(マルチビューカメラとのセット+143,000円)
パノラマサンルーフ●G標準−(RSは装着不可)
パーセルカバー(トノカバー)−(設定なし)◎(ディーラーOPで装着可)

ワイパーは、キックスが車速連動式(速度に応じて間欠の間隔を自動調整)、ヴェゼルが雨滴感知式(雨量をセンサーが感知して自動で作動)。車へのアクセスは、キックスは接近時アンロック(近づくと解錠)+降車時オートロック(離れると自動施錠)の両方を標準装備。ヴェゼルは降車時オートロック(離れると施錠)は備えますが、解錠はドアハンドルに触れて行う方式です。

プレミアムサウンドまで揃えた「実用総額」で比較

キックス G e-4ORCEヴェゼル e:HEV RS
車両本体4,248,200円3,968,800円
ナビ+227,700円(ナビ+ルームミラー+ドラレコ+ETC2.0)標準(0円)
寒冷地ヒーター(ホットプラス相当)4WD標準(0円)RS標準(0円)
プレミアムサウンド+82,500円(BOSE 10スピーカー)+143,000円(プレミアムオーディオ10スピーカー+マルチビューカメラ)
実用総額4,558,400円4,111,800円

支払い総額はキックスの方が約44.7万円高いという結果に。ただしキックスG e-4ORCEは、12.3インチのメーターとナビ画面が装備され、運転席のパワーシートにパノラマサンルーフも装備されます。また、運転が苦手な人にもありがたい、3Dビュー・インビジブルフードビューといった安全運転装備も充実。逆に、ヴェゼルは左右独立エアコン・ハンズフリーテールゲートの設定があり、何より価格が安いのが魅力です。


⑧ まとめ

新型キックスが気になっている方、いかがだったでしょうか。
先代モデルは正直・・・という方でも、今回のキックスは十分に購入の選択肢に入ったはずです。
ライバルのヴェゼルと比べると、より一層キックスの商品力の高さが際立ちましたね。

あとは、気になるのはグレード選びですよね。

予算が許されるのであれば、「G」グレードを購入しておくと後悔しないかと思います。
X+との差額は約35万円ほどありますが、安全運転支援も標準装備になり、そこに快適装備も追加されるので、長い目で見るとお買い得だと思います。

雪の多い地域にお住まいなら、4WDの「e-4ORCE」も心強い選択肢です。寒冷地のヒーター類まで標準で付くので、寒い朝の快適さがぐっと変わります。

とはいえ、最後はやっぱり自分の目で見て確かめるのが一番。気になったら、まずは試乗して、公式のセルフ見積りで具体的な金額を出してみてください。実際に試乗すると、より魅力を感じれるかもしれません。そして、グレードアップの差額がネックなら、今の愛車を少しでも高く売るのが一番の近道です。下取りに出す前に買取の相場を一度チェックしておくだけで、その約35万円の差が思いのほかあっさり埋まることも珍しくありません。新型キックス、次の一台の候補にぜひ加えてみてください。

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出典:日産自動車公式サイト(WEBカタログ・主要諸元表・セルフ見積り)/日産オーテック公式サイト

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